東南アジアの海外駐在 海外転勤で得るものは大きい「エリート社員」への第一歩

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「海外駐在」の役割とは『現地化』すること

学生時代に語学の勉強をしてきた人にとって「世界に出て働きたい!」と海外駐在に憧れている人も多いのではないでしょうか。ただ誰しもが海外駐在員になれるわけではありません。

「海外で働く」とはどのようなことなのか。。。
「海外駐在」って、海外で働く人のことをいうのでは?

海外駐在を経験するためには英語力以外にどのようなスキルが必要なのか。

海外で働くためには英語が必須なのでは? 
英語が話せなくても大丈夫なの?

海外と聞いただけでいろいろと不安になりますよね。

海外と聞いただけでいろいろと不安になりますよね。

この記事では私が海外駐在中に感じたこと、経験を記事にしています。

是非、参考にしてみてください。

\この記事はこんな人にオススメ/

・海外駐在の内示を受けて不安に思っている人
・英語が全くできないのに海外駐在の内示を受けた人
・海外に憧れがあり「グローバルに働きたい」と思っている人
・海外駐在とはどんな感じなのか知りたい人

この記事を書いた人

「単身赴任guide+」の運営者

  • 国内だけでなく海外も含め7回の転勤を経験
  • 海外赴任の際は単身赴任を選択
  • 現在は国内で単身赴任生活を継続中
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海外駐在とは「海外で暮らしながら働くこと」

海外駐在とは、いったいなんでしょうか?

海外駐在とは、日本の一般企業(会社)で働き、その会社の海外にある営業拠点や工場などに、海外転勤を命じられて一時的に海外で暮らしながら働くことをいいます。

日本と海外のパイプ役として活躍する重要な仕事です。

雇用主が海外現地の日系企業や外資系企業、現地企業に直接雇用される場合の「現地採用」とは違いがあります。

ちなみに私は、インドネシアへ4年間の海外駐在経験があります。

海外駐在員の大きな役割は「現地化」すること

朝日を浴びながら通勤する人々の風景
出典:O-DAN イメージ海外の雰囲気

海外駐在員の役割は、その務めている企業によって様々です。

私の場合、サービスエンジニア 兼 営業という立場で海外駐在をしました。サービスエンジニアとしては、現地のお客様に納入した機械の修理や工事を実施。営業としては、自社の機械の販売、販路拡大や販売促進を実施しました。

そして、現地スタッフの管理など日本で働いていたときよりも責任の重いポジションを任されることが多かったです。

そして特に重要なことは、「現地化」です。現地スタッフの教育です。

日本人駐在員がやっていた仕事を移管する必要があります。その為には、いい人材を確保し採用、そして育成することが必要になります。

海外駐在員には英語ができない人もいる

海外の職場で握手をしながら大勢の人と挨拶をする
出典:O-DAN 英語での挨拶

極論ですが英語ができなくても駐在自体はできます。暮らしていくことも可能です。

私の場合ですが、駐在赴任前のTOEICの点数は400点未満で、英検は4級程度。基礎力が不足しており、英会話も読み書きもカタコトで意思疎通を図ることが難しいレベルでしたが、なんとか4年間のインドネシアの駐在をこなし帰任することができました。

しかし、ビジネスにおいて英語は正直、必要だと感じました。

駐在の役割にもよりますが、現地スタッフとコミュニケーションをとる為には英語が必要です。現地スタッフとの意思疎通、関係性を築くためにはどうしても必要な武器です。

私が駐在したインドネシアは、完全な英語圏ではありませんでしたが、日系企業で働く現地スタッフはとても優秀で英語が堪能です。

駐在したのに英語が話せないことで現地スタッフからの評価が下がることもあります。彼ら現地スタッフは、駐在員が高額な給料を貰っていることを知っています。

補足ですが、会社によっては専門の通訳を雇ったりしているところもあります。英語がまったくできない方もなんとか、身振り手振りで意思を伝えるボディランゲージを使って、任期をこなされ日本に帰任されている方もいらっしゃいます。

私は現地語も話す場面が多かったので、インドネシア語検定D級を取得しました。英検4級レベルです。

海外駐在の期間の平均は3年から5年程度

私の場合、単身赴任ということもあり駐在期間は4年でした。

初め会社から辞令が出たときは、3年でしたが1年延長となり4年となりました。

具体的な年数を設定している企業は少ないと思いますが、3年~5年という駐在員の方が多かったように思います。まれに駐在歴10年以上という方もいますし、1年という短い期間で日本に帰任される方もいらっしゃいます。

家族を日本に置いて単身4年。「プロジェクトを遂行する」と言った意味では少し短かった気がします。もう1年あれば大きな結果が残せれたのかなと思いました。

文化や生活習慣の違いにダウンする駐在者が多い

海外の文化や生活習慣を現地の子供から探る。現地の上半身裸の子供たち
出典:O-DAN イメージ楽しそうに写る海外の子供たち

意外と難しいのは言葉ではなく文化や生活習慣に馴染めるかどうかもあります。

日本との文化の違いです。日本の常識が海外の非常識。というものは、たくさんあります。

また、人によりますが、食事が自分で作れない人、現地の食事に慣れない人、日本食レストランばかり行っている方も多数いらっしゃいました。日本食レストランでも、その土地の水や衛生状況によっては匂いが気になり食べられないこともあり食事面でダウンされる方もいらっしゃいます。

私の場合は、好き嫌いがなく何でも食べれるので、食に苦労することはありませんでした。

~ 日本と海外の文化や生活習慣の違い(例)~
  • 食事のマナーや食文化
  • トイレ事情
  • スーパーマーケットでの買い物事情
  • 交通ルール
  • 会話中のしぐさ
  • ケガや病気をしたときの対象方法(医療のレベルの低さ)

自分が何の宗教を信仰しているのか明確にしたほうがいい

手を組んで祈っている
出典:O-DAN イメージ宗教の祈り

現地の方から、「あなたの信仰はなんですか?」と質問されることがあります。

日本人は、神道と仏教がほとんどであり、元旦には神社へ初詣に行き、家にはお仏壇がある。といったように特定の宗教を信仰していないので、無宗教と答えてしまいます。

すると「なぜ神を信じないのか?神を排除してしまうのか?」といった誤解が生まれることがあるので注意が必要です。あらかじめ、自分が何の宗教を信仰しているのか明確にしといたほうが良いと思います。私は「仏教、ブッダ」と答えていました。

そもそも宗教とは、一般に、人間の力や自然の力を超えた存在への信仰を主体とする思想体系、観念体系であり、また、その体系にもとづく教義、行事、儀礼、施設、組織などをそなえた社会集団のことです。

多くの宗教に含まれる要素は、神性、聖なるもの、信仰、超自然的な存在、「残りの人生に規範と力を与えてくれる、ある種の究極・超越なもの」などのうち様々な範囲があります。

私の海外駐在先のインドネシアでは、政府は国教として、「イスラム教」、「ヒンドゥー教」、「キリスト教(プロテスタント・カトリック)」「仏教」「儒教」という、これら5つの宗教を国教と定めており、国民には信仰の自由が保障されています。

インドネシアで最も多い宗教は「イスラム教」です。約90%を占めていました

イスラームの信仰を詳しく知りたい

海外駐在員は エリート社員 になるチャンスがある!その理由は人脈の構築!

海外駐在の業務は主に役職が上がりマネジメントに就くケースがほとんどです。現地スタッフの部下を持ちながら成果を出していくための「リーダーシップ能力」が必要になります。

そして何より現地スタッフとのコミュニケーション能力。これが私の中では一番重要と思っています。海外駐在では特に以下の3つが重要です。

 ・仕事に対する信用
 ・その人の個性や人柄に対する信用
 ・現地の生活や現地人の考え方を率先して勉強し取り入れる

その海外駐在先に合った信頼の獲得方法を学んで実践していく必要があります。

もう1つ「エリート社員」になるためのチャンスとして、大企業の幹部候補クラスの人と繋がりが持てることです。お客様の中にも将来を期待されて海外駐在されている人が大勢います。そのような人達の前でプレゼンをしたり、夜の接待で食事をすることで新たな人脈が広がります。自分の仕事を成功に導くような素敵な情報を与えてくれます

そして自社でも、本社役員や現地社長だけでなく、共に駐在している上級職の方々との繋がりも増え、あなた自身に問題がなければ「エリート社員」の出世コースに乗れることは大いにあり得ます。

私はたくさん見てきました。駐在中に成果を出し、苦楽を共にした準エリート層の方がエリートへ昇格した際に、その人からお声がかり出世していく人達を。

人脈(ネットワーク)は財産です

人脈を広げるといった人間関係の構築にゴルフが最適

ゴルフは、年齢や性別に関係なく楽しめるスポーツであり、1日の運動量としても優れています。ゴルフは単なるプレーの楽しさだけでなく、仕事上の付き合いや人間関係の構築にも大いに役立つ活動となります。

ゴルフは仕事上の付き合いや人間関係の構築にも非常に有効です。お得意様や同僚とのラウンドを通じて親睦を深めることができますし、共通の趣味を持つ人々との出会いも期待できます。ゴルフは、ビジネスやキャリアの成長においても重要なツールとなります。

まとめ 海外駐在は多くの経験ができ自分の財産となる

海外駐在とは、日本の会社で働き、海外転勤の辞令を受け海外で暮らしながら働くことをいいます。

日本の常識が海外の非常識と言われるほど、文化や生活習慣に違いがあります。そして、英語によるコミュニケーションが必要となります。

海外で働くことは大変なことがありますが、それ以上に多くの経験ができる素晴らしいものだと思います。
仕事で海外に行くチャンスがあるなら、是非経験をなさってはいかがでしょうか。

海外駐在の辞令を受けたら、駐在先の「国」「海外駐在」「楽しい」で検索してみてください。その国の駐在先の「駐在妻」ブログがいっぱい出てきて、現地の情報が取得できますよ。

まずは、検索から。

以上です。

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